NENOMETALIZED

Music, Movie, and Manga sometimes Make Me Moved in a Miraculous way.

音楽

The Beatles Get Back;ルーフトップ・コンサートReview〜あの1969ふたたび

いや〜、もうめちゃくちゃ音が良かったってか映像が1969年のものとは思えんかったってか凄かった。 そもそもビートルズ・ヒストリーの中でもアルバム『LET IT BE』の曲達ってもはや解散寸前でメンバーも仲が悪くて曲も寄せ集め感がなんとなくあって、陰鬱な…

S-igen企画(#吉田彩花)がこの世界に放つオルタナティブパンク『#悲劇のアルレッキーノ』爆裂レビュー(完全版)

S-igen企画(吉田彩花)がこの世界に放つオルタナティブパンク 『悲劇のアルレッキーノ』爆裂レビュー Table of CONTENTS 1. preposition~エンタメとは何か? 2. Story&Cast of『悲劇のアルレッキーノ』 3. Focus of『悲劇のアルレッキーノ』(A)狂気から共鳴、…

#天野花『girlfriend』が日本のポップミュージックの心臓部を撃ち抜く神曲として語られるべき理由

Ⅰ. 2021年の神曲は間違いなく『girlfriend』 www.youtube.com www.youtube.com いや、この神曲という言葉はすでに多くの人によってもう使い古された言葉だし、やもすれば大袈裟に聞こえてしまう側面もあるので使う際にはある程度の注意が必要なのだが、これ…

生と死の境界線、と更にその先にあるもの〜 #小川深彩 監督作『#はじめの夏』『#偽神』『#二階のあの子』を鑑賞して

☆『偽神』『はじめの夏』『二階のあの子』を貫くものとは? 本当に、この監督の作品とは正に運命の出会いだった。9/25(土)の夕方頃、大阪はスカイビル内にあるミニシアター「シネ・リーブル梅田」3Fにて『oasisネブワース1996』を観に行った所、当初9/26に1…

ネノメタ音楽映画レビューコレクション;『#oasisネブワース1996(2021)』『オアシス:スーパーソニック(2016)』『#フィッシュマンズ(2021)』『#サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時 (2021)』

【ネブワース1996(2021)】予め断っておくが本作は1996年におけるネブワースでの模様2日間を丸ごと収録した、いわばLIVE体感型music video映画ではない。というよりも、この計25万人にも上る当時参加したファンダム、いわば「歴史の目撃者」達の証言も挿入す…

彼女達こそシンガーソングライター界の『ジャスティス・リーグ』だ!#はるかりまあこ(#HALLCA #仮谷せいら #AmamiyaMaako)のMVからLIVEから楽曲まで色々と分析しました!

1.はるかりまあこ『TERMINAL』MVの見所 今年2021年様々なアーティストが様々な形でミュージックビデオを発表しているが、その中でも特に目を引いたというか、最も気に入ってると言っても差し支えないのがこちら「はるかりまあこ」の『TERMINAL』のMVである。…

#吉田彩花 (Saika) 名古屋Tour Three days 大成功記念〜エンタメ界の太陽、Saika曲を語り尽くせ!

「“うた”はブログであるとか、写真であるとか、色んな媒体があるけど、今の私の気持ちが真空パックされると思う。今から歳をとって、何十年か後に自分の歌を聴いてどう思うのだろう。それがとても楽しみです。」ーSaika(2021/6/21) 1.名曲『むらさき』爆誕!…

Saika(吉田彩花)1stシングル『余韻』レビュー!!〜全てのエンタメよ、太陽に笑え☀️〜

1.吉田彩花 (Saika)と音楽 思えば、私にとって、吉田彩花の周りには常に「音楽」が存在しているように思う。まぁ私もここ2年ぐらいなのでそれほど長く彼女を認知しているわけではないが、個人的に知っている範囲で言えば、前の記事でも触れているように2年前…

君が笑うあの青空へ〜Who the Bitch『泣きビッチ』大妄想ディスクレビュー!

0.初めに 前回の「ビッチフェス2020」の記事でも触れた通り、Who the Bitchと言うバンドは、もうハッキリ言うがこのコロナ禍に真っ向から対峙して向かい合って戦い続けてきたもう国内では10本の指に入るぐらいと言って良い稀有なバンドだ思う。何せミュージ…

なぜ、Who the Bitchは『ビッチフェス2020』の開催にここまで命を賭けたのか?

1. What is "ビッチフェス2020"? その時、他の出演者のみならず、スタッフも、配信を見ているオーディエンスの誰もがこれまでのフェスさながらの開放的なムードから、ハッと我に返ったように息を飲むように彼女の表情を見つめていた事だろう。そう、この配信…

映画『アルプススタンドのはしの方』が令和2年の夏を代表するべき超ド級の大傑作だった件

物 0. 約4ヶ月ぶりの映画館 このコロナ禍において、最後に映画を観に行ったのっていつだったろう? 個人的にはもうずっと前の真冬の最中ぐらいかと思ってたが、これが意外と中途半端に昔(笑)4月4日のパンクバンドThe Clashなどを題材としたドキュメンタリー…

リモート作品洗練の極致『GCM動画日記』爆裂レビュー〜Case3;『女の話』篇

1. Overview of『GCM動画日記』Case3; 女の話 前回の記事では『GCM動画日記』の記事では、Case1「5人兄妹の話」に焦点を絞って、世間のリモート作品はコロナ禍を意識した設定が多い幾多のリモート作品と一線を画して、その種の空気を一切感じさせず純粋にス…

鈴木実貴子ズ、リハビリワンマン@鑪ら場レポート!〜ライブハウスの未来は何処へ〜

1.今年に入ってダメなライブ何本目... 一曲目『音楽やめたい』の最初のフレーズが、元々の意味から別のニュアンスで解き放たれた瞬間、ここ2ヶ月間存在していた蟠(わだかま)りが徐々に音を立てて崩壊していくのを感じた。 そう、あの「ライブ」が帰ってき…

コロナ禍配信ラッシュのパイオニア、『GCM動画日記』爆裂レビュー〜Case1篇

0. コロナ禍におけるライブ事情あれこれ ここ最近のコロナウイルスによるライブイベントが軒並み中止になったり、マスコミにおけるライブハウスバッシングがもう目に余るほど凄まじいことになっている。別にコロナウィルス自体はライブハウス自体から発症し…

こんな時代だからこそ〜日常生活に鳴り響くシンガーソングライター・エナのポップネス

0. SSWたちのリアル 今現在、住んでいる関西地域において、トータルすると一体幾つのSSWやバンド、アーティストなどの集う所謂「フェス」なるものが存在しているのだろうか? 例えば、神戸のトアロード・アコースティック・フェスティバル、ミナミホイール、…

なぜ #Anly のライブはこれほどまでに刺さるのか(決定版)

「なぜ #Anly のライブはこれほどまでに刺さるのか(決定版) 」 Case 0 初めに Case1『FIRE』 Case2『MANUAL』 Case3『Do Do Do』from "Loop Around The World" Case4『Venus』4年間のもたらす "進化" ❶『Venus』2017 early loop pedal ver. ❷『Venus』2018…