2023年のエンタメを照らす太陽盤、Saika(吉田彩花)『有象夢像』爆裂ディスクレビュー
1.はじめに
2『有象夢像』ディスクレビュー
一曲目『イントロ』
二曲目『二度寝』
三曲目『まる』
四曲目『ゴール』
五曲目『いつか君にとって』
3.Overview &Further Along
Appendix; 3/21(火)SAIKABANDバンドワンマン「有象無象にくそみそに言われたい」セトリ予想
1.はじめに
2月24日、やっと3泊4日の東京旅行から帰って来て今日2月24日、ようやく落ち着いて全曲を聴いた。
もはや断言したい。
これは紛れもなく日本のロック史を塗り替える最高傑作である。もっと言えばようやく日本でもこういう真っ向勝負に心を打つポップスアルバムが出たことを誇りに思いたいぐらいの超絶大名盤である事がわかったので急遽、ここに全5曲合計8300文字大絶賛レビューツイートをカマす次第である。だってここ最近メジャーストリームを駆け巡ってる音楽を見ても面白いものが全くないではないか!!!!!やれ「TikTokみたいな犯罪者養成アプリでバズってる」とか芸能界の大人の事情と忖度と広告代理店から「流行っている」事になっているアイドル崩れみたいなしょうもない口パクアイドルとか(「口パク」は「口パク」ですもはや最近流行りの「リップシンキング」などという下手にオブラートに包んだような言葉自体がもはやダサいです)、本格派志向のバンドやアーティストですら、全世界に拡散しようなどという夢のあるフェイズは諦め切ってしまっててガッツリとコア客頼りにLINE登録やらファンクラブやらで客を囲い込み・蛸壺方式にしようとする所が本当に急激に増えたりとか*1そんな夢のない展開ばっかじゃんか、もうプライドが高いのか何か知らんがどいつもこいつもカッコつけやがって、要するに音楽リスナーとして流行りモノども全部全くどいつもこいつも面白くもなんともなくなったってのが実情なのです。因みに先日、渋谷のタワレコにもほぼ1日かけてガッツリ行ってきたが、案の定、超絶賑わってるの目の当たりにしてつくづく思ったけど、1階から4階までポコポコあっちでもどこでも特典会みたいなんばかりやっててもうほとんどイベントスペースと化してるのね。もはやイベント自体が目的でもはやCDなどのフィジカル自体が特典って感じに妥協してしまってるとはっきり思ったね。もう「名盤」どころか「盤」自体が、もっと言えばエンタメ自体が完全に舐められてる時代なのだろう。ちょっと本論から外れるかもだが毒舌ついでにいかにエンタメが不要不急扱いを受けてきたかを象徴する出来事があった。
こちらをみてみよう。
しかしポリ公が路上ライブを止める瞬間今日久々初めて見たけど、こんな失礼な言い方するんだな。
— ネノメタル⚡️ウパルパ猫 Ahead of the TRUTH (@AnatomyOfNMT) 2023年2月25日
これ見返すとますます腹立つわ〜💣 pic.twitter.com/A654k7xgsP
これは、2/25に私個人が出くわしたある路上ライブでの出来事。*2そんなに人通りも厳しくなくて誰もが彼女らの歌声に優しく耳を傾けてたのにも関わらず、「迷惑行為」だの「騒音公害」だの頭脳警察の名曲ではないが「ふざけんじゃねえよ」って話で。*3しかしストリートライブも場所や時間によっては全然良かったり警察に罵られたり(笑)基準が曖昧すぎるとは思う。しかし迷惑行為だの騒音公害だのあの言い方...東京に比べ大阪はひどいな、特にあのヨドバシカメラ周辺。まあでも遥か50年以上前でもルーフトップコンサートでビートルズですら警察に止められてたからこれもロックの勲章みたいなもんかもとか思ったり。*4だからこそって訳ではないけど今この状況の中でもエンタメというものに誇りを持って闘っている人が今最高に面白いのです。そこにはマイノリティだのマジョリティだのは関係ないのだ。
かの、公民権運動などでアメリカ史に大変革を起こしたあのマーティン・ルーサー・キング Jr.はこう言った。
Almost always, the creative dedicated minority has made the world better.
常に世界を変えてきたのは創造的で直向きな少数派だ。
*5
正に『サニー』という歌の中で彼の意図とシンクロするかのように【僕らにマイノリティなど本当はないの】と高らかに歌った人がいる。その人こそが小劇場だろうが、インディーズだろうがエンタメにかける想いにはメジャーマイナーなどないのだという宣戦布告を掲げた人、そう、それこそがエンタメは心の太陽こと吉田彩花ことSaika、その人である。言っておくけど今度のブログ記事のテーマは実はある話題のインディーズ映画にしようと思っててそれはほぼ完成しかかっていたのだ。もうそれをも超えて二連続で吉田彩花がテーマにしてしまった。同じ人が連続テーマになるなど、例外中の例外です。
本盤はLIVEでお馴染み『イントロ』『まる』『二度寝』等を含んだ全5曲の『有象夢像』と付された本盤には20年ほど日本の音楽業界に欠如していたPOPSの魔法がある。 そんなスパイスの1つの要因になっているのは吉田彩花 がコロナ禍以降エンタメとは何か追求してきた闘争過程に他ならない。
本記事では一曲ずつ考察した形で過去記事を織り交ぜつつ紹介していきたい、と考えている。
2『有象夢像』ディスクレビュー
一曲目『イントロ』
冒頭のフレーズから分かるように、名古屋のオルタナティヴバンド、鈴木実貴子ズの名曲『あきらめていこうぜ』へのアンサーソング。だが満を辞しての音源化。と、同時に【あきらめていこうぜ】 というフレーズが彼らだけではなくSaika オリジナルフレーズと化した瞬間でもある。それにしても単体で聴くよりもアルバムに配置されるとバンド編曲がとてもキラキラしているふうに聞こえ、正にオリジナルソングとして形の上でも気持ちの上でも昇華したことへの祝福の歌と捉えている。
あきらめていこうぜ
そんな歌を聞いて
期待していた自分に気づく
ぶっ壊れていこうぜ
そんな歌を聞いて
守っていたんだって嫌気が差す
あきらめたいけど
あきらめられない
あきらめられないけど
あきらめてないな
こんな夜には あの歌を聞いて
確かめてみるんだ
(中略)
寄り添う歌など
僕にはいらない
励ます歌などまぶしくて聴けない
優しいうたを作る前に聴こう
あの歌はぼくを吐き捨ててくれる
余計な心を吐き捨ててくれる
この歌詞にある「そんな歌」「あの歌」とは、紛れもなく 実貴子ズのライブレパートリー曲『あきらめていこうぜ』であるがこうして本盤に収録されると不思議な感覚に見舞われる。ラスト曲を経てまたリピート再生して『イントロ』に戻ると不思議なデジャヴ感に見舞われる。
あきらめていこうぜ、そんな歌を聴いて
ここでの「そんな歌」が実貴子ズのみならず本曲もダブルミーニングで含まれている事に気づくだろう。「そんな歌」とは「イントロ」も含めれているのだ。そんなデジャヴ的ってか連続循環的にってか回帰的に大きくなっていくEPが『有象夢像』なのかもしれない。そしてアレンジで注目すべき点は間奏のギターソロでMy Bloody Valentineか僕に死んだ彼女辺りのシューゲイズな雰囲気がありつつも全体の処理の仕方は完全にノイジーに爆発せずの一歩手前にとどめておく事で全体のアレンジの煌びやかさを維持しているのが特徴だろうか。本曲に関して興味深い点は鈴木実貴子ズにおける『あきらめていこうぜ』はよくラストのラストのアンコールで歌われる事が多く、本曲はタイトル通り一曲目、と対になっているのだ。「ショーの終わり」を志向した曲に対するそのアンサーソングが「アルバムの一曲目」に位置するこの回帰的な流れがどこかこの曲のみならずアルバム全体に何度でも聴かせる力が内包してるように思えるのだ。
或いは、正にこれこそが「グルーヴ」とも呼べるものなのかもしれない。
二曲目『二度寝』
正直初回聴いた時は地味な印象しかなかったが、ここ最近LIVEでボディブローの如く効いてくるこの『二度寝』。先の伝説のピカソ降臨ライブでもある種キーとなる曲として演奏されたが、個人的にはこのスタジオ盤ではアレンジにおいてはCornelius『Chapter 8』やどこか浮遊感のあるメロディーとい意味ではきのこ帝国『クロノスタシス』、レゲエサウンドを主体としていたの初期のフィッシュマンズなどなど過去のリファレンスが浮かんできてとても味わい深い。
*6 そして本曲はそれら以上に今の日常を照らしてくれる普遍性に溢れている。
これには本EPの編曲を担当している康士郎の貢献も計り知れない。こちらは前回の記事にて触れてるので軽く引用しよう。
本曲のスタジオ版について今までのブログ上全く触れていなかったのでここで触れておくとCornelius『CHAPTER 8』を思わせる康士郎 の編曲も自然に共存している。
少し話は逸れるが、アレンジャー・康士郎による今までの『むらさき』『まる』『きまぐれ』などなどSaika曲の編曲とは彼独自の「解釈」であると同時にリスナーへの「返信」としての機能を有してる。「LIVEでこの曲聴いている皆さんこうお感じでしょ?」というこの天才アレンジャーからのリスナーへのメッセージ。だが『二度寝』に関しては編曲自体が無邪気なギミックと化し歌詞世界に没頭している。これは驚くべき変化だし、『二度寝』は単に「良い曲」の枠組みを超え、ましてや常日頃からSaikaや群像ピカタやバーペガでの音楽等に触れているいわゆる音楽(live)フリークスの層を超えて更に大きなマスにポーンと届く力を有している生粋のPOPSに分類されると思う。真のPOPとは今世の中に蔓延している予定調和な音楽にはない、まだ見ぬ景色を魅せてくれるものだと思うから。
三曲目『まる』
そんな前曲における日常の普遍性を全力で祝福したようなアンセムがこのライブでもお馴染み楽曲の『まる』である。本曲はLIVEで演奏する度にどんどん大きくなっていく印象があるってのは過去記事でも触れている通り。
先日のLIVEではパブロ・ピカソの意味における太陽と同化してしまったことを記述したがまさにそんな感じがするし、前回の記事の「ピカソ降臨ライブ」にて以下のようなセトリ構成だったと結論づけているが本曲の影響というか貢献度が大きいと思う。
最初は小さなコガネムシ(🪲)ほどの小さいものやがて🤡となり、時間(🕘)となり様々な感情にぐるぐる(🌀)と渦を巻き、やがてそれがどんどん大きくなって🌞へと導かれる。正にピカソの言葉通り小さな点から太陽に変えたようなLIVEだった。
そして今回アルバム全体に照らし合わせて聴いてみて注目すべきは単体で聴くよりもより「エモさ」を増して聴こえてくるのだ。正直この曲を聴きつつスーパーで買い物しながら歩いてて、母親が子供にお菓子を買い与えてやってる姿を目の当たりにして、ふと涙が溢れそうになってしまった。いや、別にこれはいい人ぶっている訳ではない。「今日という何気ない日々を無事に終えてこそ、また明日も迎えられるのだ」というありふれた日常の大切さのようなものを、この深みのあるバンドアレンジにより更に享受できる。私自身も大人になってある程度人生を生きてきて遠い追憶の日々の断片と折り重なってしまったり。因みに、本曲に限った話ではないがこの曲は編曲も最高なので是非是非インストオンリーのヴァージョンも聴いてみたい。今回のアルバムに収録されなかった「不適な迷子」は曲もさる事ながらインストバージョンも味わい深いから。*7
四曲目『ゴール』
本曲はバーペガ配信で初聴きした時「バンドアレンジが浮かんでくる。」と思い、コメントした記憶がある。
それだけ【このゴールは僕しか知らない】と言うメロディと歌詞にどこかライブで拳突き上げる様が浮かんでくるというか、パワーポップ寄りの"強さ"を感じたからだろう。
以下は去年の3月11日におけるバーペガアクトに際しての私のツイートであるが「ゴール」がバンドサウンドが絶対合う説唱えてるという自画自賛のためだけに引用する(コレコレw)
BARPEGA ×Satori.K.O.pre.
Satori.K.O.BIRTHDAY GIG!
#吉田彩花(#Saika)
❶ ゴール
② サニー
❸ 水星逆行
④青の時代〜ポエトリーReading ver.❶が「エモ進化」していたのに驚く。
❶〜❸はバンド演奏のアレンジが凄く似合うなと思う。
あと④は現代社会のあり方に一撃を食らわすリリックが痛快。
『ゴール』のみならず、あともし演奏されるなら『水星逆行』も同様に来月のバンドのワンマンで更に化けそうな予感がする。その辺りを踏まえてAppendix セクションでは3/21のSAIKABANDワンマンのセトリ予想をしてみたいと思う。
五曲目『いつか君にとって』
【有象無象にくそみそに言われたい】
と名付けられた3月21日に開催されるバンドワンマンから分かるように紛れもなく本盤のタイトル曲。あと、本曲はある意味今までと違う点で驚いた。というのも最初に聴いた時からどこかSmashing Pumpkins的な雰囲気というかWho the Bitchボーカルehiのソロワーク『Here in my heart』のようなアンニュイなオルタナティブロックなアレンジが施されると思ってたからむしろシンプルなアコギに意表を突かれた次第である。
これは、もしやこれは前振りで来たるバンドワンマン3/21にて何かバンドアレンジなどあったりするのだろうか?とも思ったりしている。
次に歌詞に目を向けるとこの数年ほど続いているこのコロナ禍で「不要普及」のレッテルを貼られ、悔しさを握りしめつつもどこかエンタメの照らし出す光を希求する祈りのような一曲だ。
以下それを象徴するフレーズを挙げておこう。
音楽なんかで泣かない
舞台なんかで笑わない
絵なんかただの紙切れだ
そんなわけはないだろう...中略
音楽なんかで泣かない
そんなわけはないだろう
メロディはすぐ側にある
彩ることで世界は変わる
ここに冒頭で触れたように個人的には「小劇場だろうが、インディーズだろうがエンタメにかける想いにはメジャーマイナーなどないのだという宣戦布告」性が色濃く感じられたりする。間違いなく今回のアルバムと連動するように 3/21(火)のSAIKA BAND,バンドワンマンのタイトルは「有象無象にくそみそに言われたい」と呼称されている。この曲の中には様々な答えが内包されているように思えてならない。
3.Overview &Further Along
これまでこのEP全5曲に関して過去記事と照らし合わせつつすた時音源となっている今現在どのような印象を持つようになったのか検証していったが、この5曲はデモ段階でもツイートされ、その後のLIVEで更に研ぎ澄まされ大きくなっていったというもはやお馴染みの曲である。そしてこれらの楽曲は様々な形で先のピカソ降臨のような奇跡を生みと言う...Saika のみならず我々リスナーもその事件の目撃者であると断言できよう。このEPは初めて彼女の楽曲に触れる人たちにも十部に何らかの痕跡を残せる力を持っているが、既知のものにとってはもはやそのストーリー自体をもこの盤に閉じ込められているといえよう。そして1曲目『イントロ』が終わった直後に0.000001秒たりともインターバル置かずに『二度寝』が始まった瞬間鳥肌が立ってしょうがないのは私だけではないだろう。ここに私が名盤と言いたい全ての理由が凝縮されている。
そしてそんな今、 Saika はもう次なる挑戦に突入している。やはり前回の記事でも触れたが、来る 3/21(火)この『有象夢像』のCD盤をリリースし、そのリリースパーティを名目上にバンドでのワンマンという形にてソロキャリアで最大規模のLIVE「有象無象にくそみそに言われたい」というライブを開催する予定である。
ここで注意したい点は3/21にリリースするにも関わらず、もうこうして先行でじたりリリースしている理ううは何故か?理由は一つしかなくてきっとこの「バンド・ワンマンライブが凄いから。」だ。1曲目『イントロ』は音源以上に歪みきったマイブラ的な轟音ギターが炸裂する「グランジ寄りな展開」の一曲になりそうな気がする。次に2曲目の『二度寝』はピアノがフィーチャーされジャズ文脈におけるインプロビゼーション展開になりそうと大胆に予想。そして3曲目の『まる』は長尺になる事が必須で、ライブ本編最後あたりのメンバー紹介あたりで使われそうな気がする。そして本EP4曲目に位置する『ゴール』は2曲目辺りの盛り上がり曲にセトリ配置されるのかもしれない。いや、下手したらもはや1曲目かも。そして最後の『いつか君にとって』がアコースティックなのかバンドアレンジなのかが一番難しい。後者だったらプログレッシブ・ロックのようにグルーヴが渦巻くものになるだろう。
...という事でAppendixとしてセトリ予想を掲載して8300文字にも及んだ本ディスクレビューを締めくくろう。
Have A Good Day!
Appendix;3/21(火)SAIKA BAND
バンドワンマン
「有象無象にくそみそに言われたい」
セトリ予想
バンドセクション・疾走編
1.サニー
2.ゴール
3.水星逆光
バンドセクション・着地編
(MC)
4.オレンジ
5.二度寝
6.道化師の部屋
アート&パフォーマンス・セクション
7.HAVE A GOOD DAY~青の時代
8.不適な迷子
9.カウントダウン
(MC)
アコースティック・セクション
10.石集め
11.気まぐれ
12.ゲストの長谷川小夏と「ひこうきぐも」デュエット
バンドセクション・盛り返し編
13.コガネムシ
14.イントロ
15.余計だ
クライマックス編
16.いつか君にとって
17.むらさき
18. まる~メンバー紹介
(アンコール)
19. やさしく生きよう
#吉田彩花
— ネノメタル⚡️ウパルパ猫 Ahead of the TRUTH (@AnatomyOfNMT) 2023年3月21日
個人的に『カウントダウン』が東京倶楽部の雰囲気とかなりマッチしてた。
特に天才アレンジャー康士郎氏のギターがまるでボーカルとセッションしてるような臨場感が半端なかったし、クライマックスでは全楽器がインプロヴィゼーションしているような高揚感。
これはジャズのダイナミズムだ。 https://t.co/tnRjlsCnQ2 pic.twitter.com/LWpCZONZGa
普段弾き語り中心の人がバンドスタイルになると急に「ついてこいよ!!」みたいなモードになる事があって違和感を感じたりするんだけど昨日の吉田彩花さんのはあくまでパフォーマンススタイルを遵守しつつ自然体でサウンドエスケープを広げて行く点が良かった。
— ネノメタル⚡️ウパルパ猫 Ahead of the TRUTH (@AnatomyOfNMT) 2023年3月21日
だから有象無象にくそみそに言えませんw pic.twitter.com/9jHKr7DZ6w
#吉田彩花
— ネノメタル⚡️ウパルパ猫 Ahead of the TRUTH (@AnatomyOfNMT) 2023年3月22日
『不敵な迷子』で締め括られたからこそ音楽・演劇・絵画など様々な彼女の中にある「エンタメ哲学」がギュッと凝縮されていくように感じた。
何なら先月の鑪ら場もバーペガもs-igen企画も全て3/21の80分にある。#有象無象にくそみそにいわれたい
は現時点でのSaika氏集大成actかもしれない。 https://t.co/w3CtMr8qMp pic.twitter.com/yBu03LeHWM
*1:でもそういう所に限ってオフィシャルアカウントが稼働しなくなってる気がする。本来そういう囲い込みなくしてなんとなく仮想的なファンダムコミュニティがフリーでできるのがSNSの良い所だと思うが。
*2:余りに不憫だから紹介しよう。この女性グループは「クラウソラス」て方々。個人的には少し『アパート』とか歌ってた頃の初期ハルカトミユキ感がある。オリジナル曲は『クラゲ』て曲がとても好きでございました🎣
*4:『The Beatles Get Back;ルーフトップコンサート』の記事
*6:個人的に新たに見つけたSSWを割と「この人はこういう所が魅力だ!」的に割と断定口調でツイートしてるが背景にはこれまで聴いてきた音楽遍歴がリファレンスとしてあるから自信を持って言ってる。前から知ってる古参(という言い方大嫌いだけど)の気に触らないか、などと気を使った事は一度もないなw
*7:あくまで個人的だが、康士郎氏の「背景♪」ってコーラスがめちゃくちゃ彼が歌ってる顔が浮かんでくるのだ(笑)
*8:今回の5曲以外で本セトリに収録されている楽曲解説は過去記事に掲載されている。
『むらさき』『コガネムシ』『サニー』『気まぐれ』『オレンジ』『ひこうきぐも』↓
『余計だ』『やさしく生きよう』↓