NENOMETALIZED

Music, Movie, and Manga sometimes Make Me Moved in a Miraculous way.

AnlyのLIVEを熱く冷静に分析する〜”Sweet Cruising Tour 2019”の景色から

 

0. はじめに...

いつしかSNS、ことtwitterってなんてカッチリと礼儀正しくせねばならぬものになったのだろうって最近よく疑問に思う。本来twitterって「極端な誹謗中傷や、法に触れたりとや余程のことがない限りは、ちょっとハメはずしても何を言っても寛容にスルー奨励!」ってのが大前提だったはずで、その後で何か心に引っかかるものがあればあくまでもオプションとして「いいね」「RT」「QT」「リプライ」などがあった、そんな気楽なツールだったじゃん。多少ブチ切れようとも、何を言おうが「また、あいつ言っちゃってるな笑。」ぐらいの認識程度で割とフォロワー周りも寛容な気持ちで見守り、そして見守られつつのある種信頼できる関係があったように思う。

何ていうかかつては「遊び」があったように思う。

 それがいつしかここ2、3年ほど様子が変わってきて、割とTwitterの目的が本来の意味での「本音をつぶやいている事」から「本音を世界に発信している事」へ、とその重要性が徐々にシフト・チェンジしている傾向になってきたような気がする。

 例えば、最近話題の某男性演歌歌手が、急にイメチェンをし始めて「だいじょうぶ♪」とかいう新曲を出して、その様子があまりにも異様に感じたから「ありゃどう考えても『だいじょうぶ』じゃねえだろw」とtweetした所、時間にしてものの数分で、その彼(彼女?どっちだ笑)の見も知らぬ大ファンと名乗る女性から「き◯しさんは、前からずっと変わってません!!!大丈夫です!!💢大きなお世話です!!」みたいな血相変えたようなリプライが飛んできたもんな。

 いやいやいや。そう思ったんだからそう思ってていいじゃんよ(笑)、私はこう思う、あなたはこう思う、でいいじゃんね、無視しときゃいい話。いつからこんな殺伐とした世の中になったんだ。

でもこれってよくよく考えれば本末転倒で、「全世界にこんな個人の些細なことやくだらない事を自由に発信しちゃっている面白さ。」が本来のTwitterのあるべき姿であって、誰もそこに修正や口封じを強要する義務などしない所に面白さがあったと思うんだけどな。

 そういう、ここ最近のSNS事情にちょっと嫌気が差してきたからこそ、このブログというフォーマットで自分の言いたいことを言っていこうと思っている節もある。だからここでは結構「攻め、或いは毒舌口調」でものをいう事も時にはあるかもしれない。ってか自分は元々気の短い九州男児だから、しかも喧嘩っ早い北九州の人間なので、結構腹の中では毒舌めいたものが渦巻いていることが人一倍多いと思うのだ(笑)。今後もここでは、ゴミはゴミ、キモいものはキモい、アホなものはアホ、と思ったことはここではガンガン言っていく所存である。聞いたか2ちゃんねるの底辺どもw

*1

 という訳で(いきなり唐突だが)、前置きはさておいて、2019.12.15.に梅田Shangri-Laで行われたAnlyのバンドスタイルのライブである「Sweet Cruisin Tour 2019」に行ってみて、今まで考えてること含めて、色々思うとこもがあったので本ライブのレビューも含め、正直なありのまま感じた事もブチ込んでいきたい、と考えている。  

 

1. Anly 's 6th performances 

さて、本題本題。

このブログでも過去記事で、何度もお目見えしているAnlyのライブであるが、これまで4月の神戸アコフェスでのトリで心を掴まれて以来、今回を入れて6回ほど観ていることになる。

 

4/14、初めてのAnly @神戸アコフェス (with 竹内アンナ、番匠谷紗衣...)

5/19、初のワンマン LOOP tour vol.2 @神戸Varit

6/15、二度目のワンマン LOOP tour vol.2 @梅田BananaHall

9/27、百花繚乱@心斎橋Big Cat

       (対バン形式 with 番匠谷紗衣、片平里菜、LOVE)

10/4、いめんしょり @心斎橋Janus (アコースティック・ワンマン) 

 

そして今回は初のバンドセットである。

12/15、Sweet Cruising Tour 2019 `梅田シャングリラ(バンドセット)←New!

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 お、[Thank you! sold out!]の文字が!!!!

ミュージシャンになったら誰しもこの文字に憧れ、実現化したらきっと心ときめくのだろうな。もうこの「ソールドアウトするか、しないか。」ってステイタスの有無が、会場の熱気とか雰囲気に物凄く反映されるのだなぁと思う

これは会場によってはその差ってほんの数十人、場合によっては数人ぐらいの差なんだろうが、結構いっぱい入っている会場であってもソールドアウトという事実がなければ、会場の熱気というかボルテージの上がりっぷりは全然違う。

 

 

 で、前回のアコースティック弾き語り「いめんしょり」の時からヒシヒシと感じたが、若い学生、しかも高校生ぐらいのファン、いや、もっと若い小学生ぐらいのお客さんが目立つようになってきた。これは予測するに、5、6月のLOOPツアーの時はほとんどがいかにも90年代のJ-Pop最盛期を通過したであろう、音楽が好きそうな30~50代ぐらいの大人のファンが大半だった訳で、それ以降の10月に若者が激増したということは、今年の夏でかなりの若年層の客が心を摑まされた事がわかる。*2 おそらく「あいみょんくるり/SIRUP/Superfly/ナオト・インティライミなど」錚々たるメジャーアーティストと共演したFM802のライブイベントMeet The World Beat 2019」から彼女のアーティストバリューが格段に上がった、と予測されるのだがいかがだろうか。*3

  そしてここ最近お世話になることの多い、梅田Shangri-La。左端に位置するスピーカー側を陣取ったが、ってチリヌルヲワカの2週間前とほぼ同じ位置なのだが、ぱっと見区別つかないのだが。*4

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問:突然ここでクエスチョン!どっちがチリヌルヲワカでどっちがAnlyでしょうか?

(答えは注に!)*5

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2. Anly Sweet Cruisin Tour 2019 at 梅田Shangri-La

そして、開始時間である17:30から5分ほど過ぎたあたりだろうか、クルージングがスタートした!

 この日のセットリストは以下の通りである。

set list

  1. Taking My Time
  2. COFFEE
  3. ENEMY
  4. カラノココロ
  5. moonlight
  6. Sleep
  7. dream on
  8. distance
  9. Tranquility
10. この闇を照らす光の向こうに
11. 愛情不足
12. KAKKOII
13. Do Do Do
14. MANUAL
15. Not Alone
16. We'll never die

En1 笑顔

 

 もう一言で言えば、とても良かったと思う。

ホント余裕で一時間半がもう30分ぐらいに感じる相対性理論が証明されたような密度の濃い掛け値なしに完璧なまでに素晴らしいライブだった、もう何もかもケチのつけようのない内容だった

 もはや一曲目に始まる前のSE音がデカくなってきたところからもはやクラップが最高潮レベルにまで響き始め、もうバンド・メンバーからの、Anly本人が出てきた時にはもうこれってアンコールの時の拍手?と錯覚してしまうほどの割れんばかりの拍手が沸き起こった。

それにしても、一曲目で『Taking My Time 』が奏でられた時ちょっと意外だった。

何せこれまで体験してきた彼女のライブは歌詞からも分かるように、

さあさあ お待ちかねの Showtime 特別 V.I.P 席へご招待 知りたい?

 そう私の正体...

と、これまで行ったライブは全て「このショーはこの曲から始まる」という宣戦布告宣言『COFFEE』からのスタートだったから、それをすっ飛ばして出たばっかりの最新曲をいきなりカマすこの姿勢にまず痺れる。形式にとわわれずに、リアルタイムの一番新しい今のAnlyを届けたいんだな、という彼女の強い意思を感じる。

 それにしても毎回驚かされるのが観客のノリの素晴らしさである。普通、どんな固定客のついた人気アーティストでも、本人が促さない限り拍手ですらなかなか起こらない場合ってのもままあって、促してようやくパラパラ、というパターンが散見される状況が多い中、彼女のライブは4曲目『カラノココロ』までずっと自主的なオーディエンスのアツいクラップが鳴り止むことはなかった。しかも、この後スローな聴かせる曲が何曲か続くのだが、5曲目の『moonlight』辺りから10曲目の『この闇を照らす光の向こうに』などのスローな曲を除いてはずっとクラップが鳴りっぱなしであった。*6ホントライブ中の印象としてはライブ中ず〜っとクラップやヒップホップの人らがよくやるようなプチョヘンザを終始やっていた気がする。

 ちなみに『Moonlight』はAnlyにしては珍しくジャジーなアレンジが印象的で、これも彼女の持っている引き出しなのだろうか?ジャズっぽいアレンジの曲もやったら面白そうよね、と新境地的ニュアンスを感じとても気に入った。

 あと、前の東京公演の時に参加した人からなんとなく聞いていた「声の調子があまり良くなかった。」という問題点も完全に克服してた、それどころかむしろ声の伸びと張りがものすごくて、もはや絶好調レベルだったのか、と思うほどだ。 

 では次にこのライブ中特に、個人的に印象に残った3曲をループペダル・スタイルでのパフォーマンスとの比較することによってレビューしたい。

まずはこの日に8曲目に演奏された『Distance』があげられよう。

 この『Distance』のループペダル・スタイルでのパフォーマンスの場合、まるで蜘蛛の巣をその場で生成し、その緻密な糸を張り巡らした巣の上を綱渡りするような物凄い緊張感が伝わってくるものだ。一歩間違えれば地上にまっしぐらぐらいの繊細かつ至高の世界観がこの曲にある。だが、今回のバンドセットではその綱渡り緊張感の部分はやや薄れて、その代わりにその中でもこの楽曲の中盤付近のドラマティックな展開とラスト付近のサビの転調箇所がものすごくフォーカスされており、よりエッジのあるシャープな聴き心地のある『Distance』として生まれ変わったと断言できよう。

 次に印象に残ったのは13曲目『Do Do Do』というループペダル・スタイルでもお馴染みの超アゲアゲ・ヒップホップ曲である。

こちらはループペダル・スタイルでは先程の「静」を表現する『Distance』とは対照的なこちらは「動」を体現するそれこそプチョヘンザを要するキラー・チューンである。この『Do Do Do』ループペダル・スタイルはまるで刃を研ぎ澄まし、それをこちらに突き付けられるような攻撃性が突き付けられる印象があった。だが、今回のバンドスタイルでは、攻撃性の部分は幾分薄れて、よりバンドならではの重厚なダイナミズム部分にフォーカスが当てられ、そこを特に拡張したような印象だった。ナイフの鋭利な感じからブルドーザーでズカズカと攻め込んでいく感じというか。やはりこのバンド・セットでしかあり得ない『Do Do Do』が楽しめた。

 最後にこ14曲目の『MANUAL』の時にも同じようなことが言える。こちらもループペダル・スタイルだと曲のメッセージ性を伝えようとするAnlyのアティテュードが彼女の歌詞ののみならず、ギターをくるっと背後に回したり、ピックを加えたかと思えばパッと床に捨てたりといった表現力の部分にも焦点が当てられるのだが、こちらも『Do Do Do』と同様にバンドサウンドを立てるというにフォーカスされていたように思う。*7

 後に、これは自慢ではないが、今私がここで主張しているバンド・アコースティック・ループペダルの各スタイルに見られるアレンジの多様性に関しての考察は全く的外れではないことが分かった。

 というのも彼女のプロデューサーであるNash氏が私のツイートに以下のようにリプライしてくれたからだ。

 

 

そしてこれがある意味最も重要なことかも知れないんだけど、彼女の、沖縄という南国育ちゆえか、あの太陽の光を放つような明るいキャラクターも魅力の一つだ。

 今回のMCで特に思ったのはよくある「今日始めて私のライブに来た人は?」というやり取りだが、挙手させて数十人ほど手が上がって「わぁ、こんなにいる!」と言った後で普通そこで終わるのだが、「じゃあ何回も来ている人は?」と更に質問を被せ「ほとんどじゃん!(笑)」と客席を盛り上がりに転じさせたのだ。これって初めての客以外の常連客ってこういう時「初めてじゃなくて悪かったよなw」みたいなちょっと置いてきぼりを喰らうのだが、そこをうまくフォローしてて、ホントこういう所に音楽パフォーマンスにも通じるアドリブ力あるっていうか機転がきく人だと思う。

そういや10月の「いめんしょり」の時、チューニングがてこずり、割と時間がかかってしまってチューニング音をずっと聴かせてしまった事を逆に利用して「あ、今のは"チューニング"という曲でした。」といって客席大爆笑だったし。

 まとめると、このバンドセットではループペダル・セットでのその場で音像が構築されていっては壊していくあの緊張感も、アコースティック弾き語りで見せた彼女の中に潜む叙情性も、MC時で見せるあの太陽のような底抜けに明るいキャラクターから発せられる陽性のオーラも、ここでは全てCruisinの名の如く、バンドスタイルという大きな船上というフォーマットに詰め込んで進んでいく安定感があったAnlyの曲は人の心のど真ん中を貫く純度100%のポップ・ミュージックな音楽である、という事を実感するには最高の形態とでも言おうか、それが今回のAnlyのバンドセット・スタイルでのライブであったのは間違いない。

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3. あなたはBand派?  or Loop派??

と、そこでフォロワーさんと飯食って無事家に帰りました、チャンチャン♪と終われば良いのだが更にここで言いたいことを言わせてもらおうか(💣)。

 ある意味これが本記事のテーマと言っていいだろう。冒頭で「本音をブチまける」といった0章での主張がここで生きてくるのだが、このバンドスタイル・セットが、果たしてこれまで見たAnlyのライブで最高のシチュエーションの元で行われた、最高に心突き刺さるライブだったかというと、個人的に行った彼女の6回のライブの中で2位、3位と争うことはあれど、決して心に響いたぶっちぎり優勝1位のライブだった訳ではない。

 なぜかというと、以下3点のようなある種、不満とまでは言わないがわだかまりのようなものが生じたからだった。

 

❶ バンドセットだともっと音像が突き抜けるような会場がベストだったのでは?

❷ 観客の心の真髄を貫くにはLOOPペダル・コーナーも取り入れるべきでは?

❸バンドセットにおいても「動画拡散」を促しても良かったのではないか?

 

 ハイ、ここで❶❷❸とやや物申す的に疑問を呈した形だけど、前章で強調しているようにライブ自体は掛け値なく素晴らしいものだった事を前提とした上での提案(suggestion)である事に注意したい。

 

まず❶。当日のライブハウスである、梅田Shangri-Laには何の罪もないがあそこまで緻密な音が生成される空間を隅々まで堪能するには少し窮屈すぎる気がする。

あの場での突き抜けた音像や、あのバンドメンバー全員を観るべき、広域に広がるパフォーマンスはもっと広い会場でゆったりとじっくりと観るべきである。

具体的にはもっと広い会場、といえば大阪近郊だと「心斎橋BIGCAT」辺りなのかもしれないが、それでもまだまだ狭い、と思う。もう極端な話、ライブハウスという枠を超えて「大阪フェスティバルホール」「大阪城ホール」「神戸ワールド記念ホール」辺りのホールレベル(いや、それ以上か)で十分すぎるほど何百万、何千万もの観客全員の真髄ど真ん中を射抜くに値する通用するライブだったと思う。

でもこれは決して遠い未来の話じゃなく、今の状態だとグングンAnlyの知名度は上がっているし、今後は「ホールツアー」という展開も十分にあり得るので可能性としては極めて高いのでこの辺の問題は案外早くクリアできそう。

 

そして、❷。

 これは❶とも繋がっているのだが、彼女のライブはループペダルセットがもはや至高であり日本国内においては最強のループペダル・パフォーマーであると思う。*8

そう、だから正直Anlyのバンドセット・ライブを見て逆にループペダル・セットのパフォーマンスって物凄かったんだなってことを実感した。バンドセットも確かに素晴らしいんだが、めちゃくちゃ安定しているので、ライブならではのスリル感や、ハプニング性、アドリブ性に欠ける気がするのだ(ってほんとレベルの高いライブだからこそ好こんな感慨も浮かぶんだろうけど。)。彼女がその場で生成する多重コーラスが美しくも折り重なり、音色豊かなギターリフが緻密に積み重なり、重低音となるリズムサウンドが迫力を増していく様はもう言葉では伝わ気切れないほどに凄まじい。そうしたあらゆる【ミーム】が生成され、彼女によって託された瞬間生命が宿り、息吹き始めるのを感じるのだ。もう Anlyが生み出したAnlyを構成するサウンドミームとのセッション。それは時に宇宙を構成する素粒子とも、ミクロを構成する微粒子とも変化し、それが一気に集積するあの音像群の壮大さと言ったら....そしてそれが彼女の手によって一瞬で消え去る刹那をも含め、我々は悲しみとも嬉しみともつかぬ感情の洪水を味わうのだ。

もうあれは、AnlyのようでAnlyではない存在。ループペダルも彼女にとっては重要な1人のメンバーなんだろうな。

 恐らくここ最近増えた若い観客の殆どは、LIVEに行くキッカケになったのはミザワビ辺りで体感したであろう「FIRE」の怒濤のパフォーマンスだったのではなかろうか?と思ったりするし、或いは件のTV番組でのループペダル特集を見てハマったというのもあるかも。いずれにせよ【ループペダルの達人】というイメージを抱いている人って結構多いだろうし、バンドスタイルでもループペダルコーナーを設ける事も必要ではないかと思ったりするのだ。

 

最後に、❸。
 これってどの動画や写真を全面的に禁止している全アーティストのライブで、常々思うんだけど一曲でも良いので動画撮影拡散タイムを絶対設けるべきだと思う。他の我がフェイバリットアーティストであるハルカトミユキやヒグチアイなど実力あって演奏してるシーンがヴォイジュアル的にもカッコ良く映える人に限って全面禁止にしてて、ホント勿体無いと思うんだけどな。Anly文脈においても同様に、その動画拡散曲って別に『MANUAL』にこだわる必要もないのではないか?

 いやそれどころか、むしろあの曲じゃない方が良いのではとすら、と思う。というかあの曲の動画拡散の「ブラック校則撲滅」という意図に関してはすごくキャッチーで分かりやすいんだけど、そのメッセージ自体がどうにも一人歩きし過ぎている感があるのも否めないし、あと正直な意見として言わせて貰えば、彼女のリスナー達が皆その撲滅云々の内情をよくわかっていないままに、言葉尻だけ合わせてツイートしちゃってる感もまた否めない気もするんだけどな、まぁ気持ちがこもっていないと言うか。

 それならいっそ、もう「Anly拡散」「Anlyループペダルのパフォーマンス拡散」という意図で、『FIRE』『Venus』辺りの動画撮影拡散オッケーにしてしまった方が良いのではなかろうか、彼女のカッコよさが世間に認められてしまえば、校則撲滅云々のメッセージ性など後からついてくる、と思うのだが。

 

さて、最近ワタクシ、Youtubeサイト作ったので私がライブ行った時に撮った『MANUAL』神戸と大阪連続でのっけとこうかね🎥


Anly『MANUAL』ライブパフォーマンス@神戸VARIT 2019/5/19(日)

 


Anly『MANUAL』Anly "Loop Around the World" ~Track 2~@梅田Banana Hall 2019/6/15(土)

 

4. Anly 's Next performances 

 という訳でまたまた長いレポートとなってしまったが、この章で締めよう。

Anlyのライブパフォーマンスって、その演奏であるとか魅力もさることながら、この人のライブは次も必ず行こう、またこの人に会いたい、と思わせる絶対的な信頼感があるのだ。これは前の章で触れた、MC時の彼女に垣間見える太陽光のようなキャラクターってのも魅力の一つとして考えられるんだろうが、とにかく彼女は人間味に溢れている。あれだけのパフォーマンス力を備えておきながら、変にカリスマぶったりアーティストとして高い位置にいようとする感じも全くないし。

 個人的事情を言わせて貰えば、Anlyは「ライブを観終わって満足してるのに、その日の終演後に次のライブのチケットを買う。」3回連続記録を樹立しているアーティストなのある(笑)。

 

さて、そう思って購入した次なるAnlyはもう直ぐ春の足音でも聞こえてきそうな来年の2月最後の日。対バン相手はたま〜にその名を耳にするDrop'sとの共演だ。

一体どんな景色を見せてくれるのだろう。

 

そんな思いを抱えつつ、この10291文字にもなる本記事に終止符を打ちたい。

では!

See You Next Anly!!

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*1:あ、それで思い出した。このブログ記事を介して某アーティスト関連でちょい騒いでた2ch (5ちゃん)の住民どもよ、そもそもアーティストに限らずなんでもそれを支持するファンなんて、キモくてイタイものなんなんだよ。

別にアーティストだろうが、アイドルだろうが、それは誰しもあてはまるもんなんだから、誰のファンが特にキモいってってことは皆無であるよ。そういや、アップルの創始者であるSteve Jobsはかつてこう言ったね。

「彼らはクレージーと言われるが、私たちは天才だと思う。自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから。」と。このクレージーってまさにキモイってことだと思う。みんなキモくて何が悪いんだ。キモくて上等じゃないかw!そもそもキモい、と言われるくらいなんでも夢中にやってみろよ、君らはもっと勉強が必要だ。君らはたかだか、ライブに行くという行為すらできない臆病者ばかりだからその辺のとこよく分かってないんだよ(ってなんのこっちゃw)。

*2:後Anlyのライブは基本学生はチケット代割引キャッシュバック制度みたいなのもあってあーいうのも功を生してると思います。

*3:確かこれらのアーティストを凌ぐ勢いで満足したパフォーマンスランキング1位だったもんね。

*4:12/1も12/15両日共々ホント実感してたんだが、シャングリラのスタッフってアレやこれや前からこんな注意事項がうるさかったっけ?

*5:上がanlyで下がヲワカね

*6:よくよく考えればイケイケガンガンの曲を連打せず割と早目な段階でスローな曲を演奏しているのはツアータイトル通り「スウィート・クルージング」という意味合いもあるのかもしれない。

*7:この日の『MANUAL』テンポが速いような気がしたが、実際どうなんだろうね。

*8:他に日本では元AIR車谷浩司氏のソロプロジェクト・Laika Came Backのループペダル捌きもお見事。こちらはAnlyのそれとは違ってゆったりと音を重ねるやり方で同じループでもこうも違うものなのかと興味深いものだ。