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7つの扉は本当に開いたのか?〜ハルカトミユキの未来への展望を予測する

 

Scene1~11/23以前

オルタナティブ・女性二人組ロックバンドである、ハルカトミユキは5月末にベストアルバムをリリースして以来、それをフィーチャーしたツアーをバンド形態、とoriginという二人形態との二種類のライブを行なってきた。

そして11/23(土)に、それらを集大成とした、7DOORSというホールという規模から鑑みてLIVEというより「コンサート」と称されるものが開催される雰囲気である。

さて、7DOORSの7(seven)とは何を意味するのだろう?

単純に言えばハルカトミユキの総文字数でもあり、1123という数字を全部足せば7文字と色々考えられるだろうが、この時MCの告知では何か大きな今後の彼女らの未来を暗示する何か、爆弾のようなものが投げかけられそうな気がしてならない。

 

 個人的にハルカトミユキというアーティストを5〜6年ほど熱心に支持してきての率直な感想として、常に肩透かしを喰らわされてきた印象も拭えない。いつも何らかの動きがある度に「運命のY字路」に立たされるような意味深みを誘う動きを見せられ、こちらが深読みをしても、終わってみれば実際はそれほど何もなかったようなあの肩透かし感。

結局いつも、でっかい打ち上げ花火のようなムーブメントは起きそうな示唆があるものの、線香花火程度で終わるような、そんな【脱力感】をいつも味わされてきた。

 

ざっとこれまでの動きを振り返って見ると

(1)

2015年の「change」というコンセプトの元、12ヶ月の新曲配信リリースとそれに伴い展開された47都道府県LIFEツアーを展開する。

(2)

更にそんなツアー終盤のさ中にリリースされた全編オリジナル新曲で構成されたLOVELESS/ARTLESSという全音楽業界をひっくり返すべきと言っても過言じゃない新2ndアルバムのリリース。

(3)

その後の原点回帰かと思わせるような「運命前夜」なるツアーから、一変して突如として2017年半ば辺りに、怒りモードの『終わりの始まり』を投下、その後まもなくテロリズム的にリリースされ『LOVELESS〜』を軽く凌駕するほどの全音楽ファンを震撼させて然るべき『溜息の断面図』ドロップアウト

(4)

今思えば『溜息の断面図』を大きくフィーチャーさせようと試みた二人実験ツアー『解体新章』中に披露された、瑞々しいポップミュージックの原点のような『17才』のような楽曲が初のアニメ主題歌タイアップとなり、いよいよすわ大ブレイク下の予感を抱かせる。

(5)

そしてこれは記憶に新しい所だが、初のこれまでの集大成となるベストアルバムのリリースとそのツアーで「17才」以後を意識したセトリ構成で新規ファンを意識する流れを組んだ対バンイベントなども中心に攻め続ける。

 

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で、結局どうなってるんだ?

ホント(1)-(5)の全てのアクションには花火どころかダイナマイト級の大爆発があるような起爆剤的要素が備わってるのにもう可笑しいくらいに、もういつだって不思議なくらいに何も起こらなかったのだ。

 敢えて言えば2016年の『LOVELESS/ARTLESS』リリースイベント辺りがソングライティング的にも世間の盛り上がり的にも1番勢いがなかったのではなかっただろうかと思ったりもするのだが。何せ、結構今見ても写真やラジオなど聴いてもこの頃って2人ともとてもニコニコと楽しそうだったし、リスナー側としても今後、何か起こるであろうという起爆剤となるムーブメントの予感をヒシヒシと感じてたものだ。

だからこそ、この頃個人的に、あまりやらなかったTwitterを始めて色んな側面でこのアーティストと、そして同じような彼女らリスナーと関わろうと思ったのだ。

だからこそ、だ。今回の11/23以後の展開には幾分ヤケクソ半ばで期待の思いや熱狂の思いぶち込めているのだ。

 

こうなりゃ、もうこっちも意地である。

 

でも、今回の11/23の告知以降、何か大きな革命が起こるものとして、どんな動きがあるのか7doorsに因んで7つの予測を掲げてみた。

 

ソニーから去り、レコード会社移籍。

ソニーから去り、新レーベルを立ち上げる。

小林武史的な敏腕プロデュースとともにチームを組む。

❹ 来年4月辺りから海外で、マジもんのワールドツアーに出る。

❺ バンド名変更(遥と美雪とかもう二人女ってのをアピールするやつに変更)

❻ 新たな形態で活動(完全バンドとしてサポートが正式メンバー)

ソニーから去り、新レーベルを立ち上げ、バンド名もHarukaToMiyukiとして新たに来年4月辺りから海外で、マジもんのワールドツアーに出る

(❷と❸と❹と❺の混在系)。

 

 

個人的には❶いや、個人の願望を含め、❷の可能性が高いように思う。何と無くDoorsから連想するに新たな時代の始まりというイメージがある、

あと、大昔エレカシが❸のようなオファーを受けて断ったという逸話からハルミユもそんなことがありかなという安直な発想より。

あと❹、❺は、意外と有りそうな気がするんだな、オフ会でIkutatoさんとよく話すんだけど。

 

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何はともあれ、理想を言えば、もうそろそろ「LIVEハウスは常にソールドでホールツアーがルーティン」になるぐらいの規模にはなって欲しいと思う。大阪だとフェスティバルホールとか、東京だとサンプラザとか音響も客席もゆったりと音楽を楽しめる空間ぐらいで。彼女らだったらもっと凄い光景を見せてくれる筈だ、これは間違いない。

あとついでに本音ぶちまけると、わざわざ東京に遠征に行ったとして、渋谷7thフロア2daysとかはもう個人的にももう飽き飽きしましたですよw、だって2日間とも周りのお客など、知ってる顔ばっかのほぼ同じメンツばっかだもん(爆)。

別にLIVE始まる前にいちいち会う客会う客全てと目が合っても挨拶する必要性などどこにも無い筈なわけでw、集まった先に知ってる顔ばっかりというのは親戚の法事かよって話で、というか法事ですら2daysもやんないよって話でさ。

 

兎にも角にも、明日の7DOORSでの「コンサート」以後、彼女らは何を我々に見せてくれるのだろう、もう期待と不安がやまない。そんなこと言っておきながら拙者は用事があっていくことができないのだ(泣)。

ガンガンコメントなどお願いしますね!!!!!!!!!!

 

Scene2~11/23以後

で、、、、今日11/24(日)無事にライブは終わった、ようだ。

ようだというのは勿論自分は行ってないからであまり、どんなライブだったのか把握してないんだけど(笑)、世間的には「まるで、映画のようだった。」「泣けた、この7年間の活動にありがとう!」などと結構なエモーショナルなトーンでの感動的な感想があったように思える。

だが、行けなかったからこそ思うんだけど、自分の興味の焦点はそこではなかった。

だってハルカトミユキはそういうもんだもん。常に最高値を更新するような音源作りやライブは当たり前のノルマのようなものだから、最高のライブをするに決まっている。

しかも二人組編成では史上最高動員だそうじゃないか、そりゃ最高で感動的なコンサートになるよ。

故に、個人的に期待してたのはジョブズ在籍期のアップルではないが、「One More Thing」を期待していたのだ。

 

結論から言うと、7doorsの7とはコンサートの構成上に使われる7つのパートをドアに擬えたものであると言う意味だけでこれが別に「彼女らの活動の指針としての7つのドア」と言う意味ではなかったのだ。またも深読みしてしまったようだw、これ黙ラジ感想って自分言ってないんだけどダメもとでサラッと聞いてみようか。

それでこのブログ内で予測したあらゆることが全て❶❷❸❹❺❻❼が物の見事にもう、気持ちの良いぐらいに清々しくも外れたわけでもある。

 

そうまたもや我々は、

運命のY字路」に立たされるような意味深みを誘う動きを見せられ、こちらが深読みをしても、終わってみれば実際はそれほど何もなかったようなあの肩透かし感。 

を味わう事になってしまったと言わざるを得ない。

 

だってその代わりに今後の大展開とは程遠い「ファンクラブイベント」の告知と、小規模な範囲で展開されるライブ2本、あと自主企画一本。

まぁ、結論を言えば、現状維持って事だろうか、そういう事だろうね。

 

まさに新曲のタイトルが「Continue」であることが如実に語っているような気もするのだが。。。

 

我々のハルミユ考察も「to be continue」ってことで、、、、w